「だった」というのは、これからはちょっとは「おしゃれ」に気をつけないといけないと思うようになってきたからだ。ボクの父はすでに他界しているのだけど、生前によく言っていた。
「ジジイはそれでなくても汚いんだから、きれいな格好しないとな」
ボクはまだ「ジジイ」って年齢ではないけど、もはや若者でもないので、少しずつ気をつけていこうと考え始めたというわけだ。
とはいえ、服のことはよく分からないんだよね……。Webデザインの勉強をしたときにカラーコーディネーターの資格を取ったから、配色には気をつけるようになったけど、服の形のことはよく分からない。
それに、もういい年になってくるとやたら格好いい服を着たりすると浮いてしまうんだよね。服だけが。それが最近分かってきた。中年に差し掛かると男はほとんど似たような服装になってくるのは「無難な」ものでまとめとこうってことなんだってことが。
だから、ボクのおしゃれは「着る物」や「身に着ける物」ではなく、「自分自身」を整えることでやっていきたいと思う。
まず、ずっと続けているトレーニングジム通いを今まで以上にがんばって、バルクアップに努める。余分なブヨンブヨンがつき始めた身体を絞って、「オレはまだまだくたびれたオヤジじゃないぜ!」と身体でアピール。
それからね……筋肉もそうなんだけど、体毛。嫌がる女の子も多いけど、ボクは筋肉隆々で毛深い身体の方が男らしくて好きなんだよね。だから、そんな身体になりたい。
でも、筋肉はトレーニングすることで何とかなるけど、体毛は何か方法があるんだろうか?
ということを考えて調べてみると、「植毛」という方法があるみたい。「植毛」には「自毛植毛」と「人工植毛」があって、頭がはげてきた人がつけるかつらみたいなものだという誤解をしている人が多いようだけど、違うんだって。
髪の毛を例にとって言うと、てっぺんの方がはげやすいのは毛根が弱いからで、耳より下とか首筋辺りがはげないのはそこの毛は強い毛根を持っているからなんだそうだ。だから、強い毛根を持っていてたくさん毛が生えているところから毛根ごともらって、薄いところに植えつけるんだそうだ。それが定着すれば強い毛根を持った毛が新しく生えたようなものだから、もう毛が寂しくならずにすむという寸法。これが「自毛植毛」。
「人工植毛」は医療用に開発された本物と見分けがつかないほどの自然な人工毛を頭皮の、本物の毛が生えているよりももっと深いところに植え込んで、人工毛の毛根をしっかり定着させる。そうすると自前の毛よりもしっかりした毛がそこに「生える」というわけ。これが「人工毛植毛」。
「植毛」についてくわしくはこちらでどうぞ。分かりやすい図と解説が掲載されています。
このサイトで説明されているのを読んでみると、自毛植毛については、元の毛は後頭部辺りから採取するけど、植えつける場所は頭でなくても、たとえばまつげとか眉毛とか、陰毛にも出来るんだって。すごいね。だったら胸毛とか腕毛とか腹毛にも出来るのかな。
……できるんだったらやってみようかなって気持ちになってきた。もしもボクが髭熊マッチョになっていたら、それはボクの精一杯のおしゃれなんだって思っておいてね。
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